楽譜と音楽は「世界中で通じる言語(コミュニケーション)」である、というお話。

ご訪問ありがとうございます!
えっちゃんです😊


えっちゃん、
映画「オッペンハイマー」を
観に行ったのですが、
冒頭にこんな台詞があったのが
記憶に強く残りました。


「数式は『楽譜』であって、
問題は読んだ時に、
その『音』が聞こえてくるかどうかだ」




「オッペンハイマー」
日本人としての映画の是非、
という話は別にしても
音楽も含めた「音の使い方」が
印象的な映画でもありました。



映画『オッペンハイマー』公式


えっちゃんは
10歳でエレクトーンを始め、
その時に初めて
「楽譜」に向き合ったのですが
(音楽の教科書では見ていたのかも知れませんが)


「楽譜」の学習は
そりゃもう興味津々でサクサクと。
しかしながら
年齢も重ね進んでいくと
ぶつかった壁は


「初見演奏」!!


文字通り
「初めて見る楽譜を演奏する」
という音楽スキルですが、
コレ
グレード試験
(ヤマハが定めた演奏習得級)でも
意外と初級の試験から
出てきます。




えっちゃん、
「初見演奏」が
今もですが
本当に苦手だったので
克服すべく研究する中で
こんな見解を見つけました。


「楽譜は音符を一個ずつ読むのではなく
文章を読むように
固まりで『意味』を掴め!」


例えばこの文字を一見して
①自由曲
②初見演奏


日本人の大人なら
すぐに読めますよね?
意味も(ザックリでも)分かりますよね?
音読も出来ますよね?
「じ」「ゆう」「きょく」
「しょ」「けん」「えん」「そう」

って
一個ずつ読まないですよね?
言葉の全体を見て読み取り、
意味まで瞬時に掴めているはずです。



この楽譜を見て、
「レ」「ミ」「レ」「ド」・・・と
音符単位で読むのではなく、
小節単位で
なんなら一枚全体を見て
メロディ(意味)を掴む、
アタマの中で音を鳴らす、
それこそ
「文章を読むように」
というワケなのです。


「楽譜」というのは
古くは紀元前二世紀頃から
元祖があったそうですが
それこそ文章や絵画、造形の
芸術とは違って
音楽は
「演ったらその場で消える」
という性質のものであったが故に
「残しておきたい」
「再現出来るようにしたい」
という欲求から生まれたものです。
そして
「日本語」「英語」「中国語」のように
地域で使い勝手が変わるものではなく



世界共通だということーーー!!
\(^O^)/


もちろん雅楽や民族音楽のように
メソッドが根本的に違うものもありますが
いわゆる「五線記譜法」
世界中に普及したのは
えっちゃん
歴史的な幸運だったと思うのです。
だって
喋る言語が違っても
楽譜と音楽は
世界共通で通じるやん!


それを実感したのは
20代の頃の出来事。
えっちゃん
とあるインターナショナルスクールの
文化祭イベント
「スクールミュージカル」の
バックバンドを担当した事がありました。


中高一貫校で
オーディションで決定するキャストも
バックバンドのメンバーも
国籍は様々、
学校での共通語は英語。
えっちゃん英語は全然出来ません。

練習は英語でガンガン進みます。
これは困った!?


と、最初は思いましたが
耳を凝らしていたら
例えば「楽譜のここから弾いて」
的な指示は
分かるようになってきます。
楽譜が読めるなら演奏は出来る!
バンマスはフィリピン人の先生でした。
細かい指示は
生徒さんが通訳してくれましたが
キャストの歌や踊りも含めた
「音楽」を聴いていれば
求められている事も
伝わってきたのです。
この体験は


「音楽は世界共通で出来る
コミュニケーションや!!」


と実感させてくれた
貴重な出来事でした・・・!



もちろん
エレクトーンも
世界共通の音楽言語である
「楽譜」を読み取りながら弾きます!


エレクトーンを通して
「世界中」の
音楽と繋がるといいな!
\(^O^)/



今回のおさらい

音楽は何歳からやってもいい、
と思っているえっちゃんですが
初見演奏に関してだけは、
例えば物心つく前から
音楽教育を施されるお子様は
それこそ楽譜を「言語」のように
習得していくんじゃないか
と思うのです。
日本に居れば(そして教育を受ければ)
日本語がスラスラ喋れるのと同じように
楽譜に馴染んでいけば、
初見演奏に関しては
強くなるんじゃないのかな、と。
物心ついちゃってからの
他言語習得ってタイヘンやん?
だから10歳から始めたえっちゃん、
初見演奏ニガテなんやで!
絶対そうやで!
というのは言い訳でしかない・・・
かも知れない・・・
日々精進・・・
( ;∀;)





では
またのちほど💗



0 件のコメント:

コメントを投稿

instagram